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ボケ防止に歯磨き・フロス習慣は大事

認知症患者の脳の中から歯周病菌が見つかったという報道がありました。今回、マウスを用いた研究で脳内に歯周病菌を退治する炎症反応が起きたり、脳内の白血球と呼ばれるミクログリアがアミロイドβを掃除する様子が捉えられました。口腔ケアは本当に大事です。
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睡眠中に脳波を同調させると、記憶力がよくなる

UCLAの研究結果で、ヒトの脳に電極を埋め込んで、睡眠中に脳波を積極的に同調させると、記憶が正確になることが分かりました。これまでは、脳波の同調が乱れると、記憶力が低下することは知られていました。その逆も然りというわけです。
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「良質の睡眠」という定義が変わりそう

睡眠研究に関して著名な Matthew Walker 氏が新論文を発表しました。良質の睡眠とはどういうものかという定義が変わりそうな予感です。熟睡時に現れる紡錘波と徐波と呼ばれる2つの脳波の相関が高いほど、副交感神経優位になり、翌日の血糖値が下がるそうです。
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カカオは高齢者の物忘れを救う救世主か

年を取ると、若い頃とは必要な栄養が変わっていくようです。コロンビア大学の研究によると、「物忘れが多くなったな」という向きには、カカオに含まれるフラボノイドの一種が効くようです。何年も継続的に摂取が必要ですが、試してみる価値ありです。
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脳地図は脳波が共振する山脈だった

脳の物理的な形と脳波の波長によって、どの脳神経細胞が活性化されるのかは、バイオリンの音を鳴らすように簡単な共振の仕組みだったようです。XX野などの名前をつけてブロードマンの脳地図は何だったのか、という感じです。
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脂肪と砂糖たっぷりの食事は睡眠の質を落とす

またしても、脂肪&砂糖の黄金コンビが問題行動を起こしました。睡眠の量と質で言うと、量の指標、睡眠時間には影響を与えない一方、質の指標、深い睡眠がしっかり取れているかには影響を与えるそうです。睡眠の質は認知機能に影響を与えるので、要注意です。
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摂れる、作れる若返り万能薬のタウリン

コロンビア大学が行った動物実験でタウリンがどうやら生活習慣病などの老化現象の全てに関係していることが分かりました。栄養ドリンクに入っているあのタウリンです。口から摂ってよし、運動して自分で作ってもよしです。
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ボケを吹っ飛ばすためにもっと手作業をしよう

道具を使った手作業をすると、手先が器用になるだけでなく、脳の実行機能(executive function)も改善されるそうです。料理、掃除、衣服の繕い、楽器演奏や球技などもっと道具を使った手作業を日常に取り入れると、ボケを吹っ飛ばせそうです
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鼻うがいでボケを吹っ飛ばそう

歯周病と並んで鼻腔に感染する病原菌も神経を伝って脳内に入り炎症を起こします。それを退治するのにアミロイドβで鳥もちのように絡め捕ります。それが排泄されずに沈着すると、認知症になる可能性があります。鼻うがいで鼻腔をこまめに掃除しましょう。
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院卒教師が多い高校卒ほどボケにくい

米国の研究ですが、高校に在籍する修士以上の学位を持つ先生の数と老齢に達した卒業生の認知能力に正の相関があることが分かりました。因果関係はまだ不明ですが、親自身は既に手遅れとして、子どもの高校進学を考える時に頭の隅に置いてもよいでしょう。
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