プチミニマリストで行こう!

Minimalist 習慣

断捨離から始まって最近の流行ということもありますが、ミニマリストの話を見聞きしてそれほど違和感がなく、むしろ好感が持てるし、自分の性にも合っていると思いました。今回は、適度なミニマリストを目指して、日々先ず何かを足すのではなく、先ず引くとどうなるかを習慣的に考えるようにしている話です。

その1:お金のデジタル化

何か実際にモノを持っていると安心ということがあります。最たるものがお金でしょう。あったらあったで困らないですが、財布の持ち金はかさばるので、できるだけ銀行口座や証券口座の数字しておきたいです。その方が多少なりと利子や利回りが稼げますし。

特に硬貨がかさばります。今でも時折やっていますが、いかに枚数を減らすかで、財布にある硬貨を確認して、スーパーで暗算しながら買う買わないか決めたり、78円の納豆を買うのに、硬貨で100円と3円を持っていたら、レジで100円を払うのではなく、103円支払って10円玉2枚と5円玉1枚をお釣りで受け取って硬貨の枚数が4枚から3枚に減ったとニンマリしていました。

そんな細々とした小細工を要らなくしたのが電子マネーです。今では銀行デビットカード、Suica、 PayPay、楽天Edyの3つでほとんど決済できます。

中国出張では WeChat が欠かせません。中国ではもはや現金が廃れて Alipay もしくは WeChat Payでしか決済できなくなっているといっても過言ではありません。クレジットカードでさえ街中では通用せず、受け付けてくれるのはホテルは国際空港周辺ぐらいです。中国でも乞食がいるらしく、彼らに対するお恵みもQRコードを読んで Alipay / WeChat Pay で支払うそうです。基本的には中国の銀行に口座を持っていないと Alipay / WeChat Payに登録できないのですが、WeChat Payの方はクレジットカードの他に顔写真ありの身分証明書としてパスポートの組み合わせで決済機能の登録ができました。

お金の管理はいろいろな銀行口座や証券口座があると一覧できないので、マネーフォワードというスマホアプリを使って日々の収支や資産の動きを一元管理しています。最初の金融機関のアクセスコード登録が若干面倒だったり、時々各金融機関のアクセスパスワードの有効期限が切れて更新が必要だったりしますが、とても便利です。今のところ無料版でも不便を感じていません。

その他、JR各社がチケットレスに取り組んでいるので、JR東日本のえきねっとやJR東海の EX PRESSに Suica や PASMO を登録しておけば、オンライン予約するだけで改札を通れます。Felica チップ内蔵であれば何でもよいようなので、関西で使用されている ICOCA でもいいはずです。

完全ではありませんが、かなりの程度現金決済に絡む煩雑さや小銭ジャラジャラをなくせます。

その2:書籍のデジタル化

今も紙媒体しか選べない書籍もありますが、最近は電子書籍版がドンドン増えてきていますので、紙か電子版かだったら、迷わず電子版を買うようにしています。というよりも、電子版を用意していない書籍は時流に乗っておらず読む価値もないと考えて買わないようにしています。

電子書籍のよいところは、先ず、書棚が不要になります。昔はミカン箱を書棚にしていましたが、そのミカン箱さえ要らなくなります。昔買って書き込みをたくさん入れた本で思い入れがあり、今は絶版になってしまって電子版が手に入らないもの以外は電子書籍です。捨てる(?)のも簡単です。というよりも、邪魔にならないので捨てる必要がありません。強いて捨てたいなら電子書籍リーダーから削除すれば済みます。

再利用のしやすさも電子書籍の利点です。内容が思い出せず、どこに書いてあった確認したいときに、検索機能を使えば、立ちどころに見つけられます。メモやマーカを付けた箇所などを一覧できるので、自分が一体その本から何を学び取りたかったのか一覧できるので便利です。

何よりの利点は、スマホに電子書籍リーダーをインストールしておけば、買った本をすべて持ち歩けるので、いつでもどこでも読める、読み返せるので、隙間時間を有効活用するには持って来いです。私はスマホに Kindle アプリをインストールして通勤電車の中や昼休み中に読でいます。

しかし、紙媒体しか選べない書籍も確かにあります。特に厄介なのが、語学学習用書籍です。名著と呼ばれるものほど年代が古く、したがって電子化されていないケースが多いです。先ほど「電子版を用意していない書籍は時流に乗っておらず読む価値もない」と書きましたが、例外もあります。そのような場合は、「難しいポルトガル語学習用教材の完全デジタル化」で紹介した「自炊」してデジタル化しています。

その3:「食」は引き算

食事に関しては何度か紹介しましたように、基本は引き算の発想です。

先ず、グルテンフリーです。平たくいうと小麦粉断ちです。お好み焼きとたこ焼きで育った大阪人の私にとって、断腸の思いでした。「少なくとも嫁を救ったグルテンフリー」の回で紹介していますが、嫁が片頭痛に悩まされ続けて寝込んでしまい家事もままならない状態でした。それが今ではまったく再発していません。大なり小なりグルテンに感受性がある人はグルテンフリーをお勧めします。

最近は下の写真の(株)タイナイ製「焼いておいしい玄米パン」にはまっています。パサパサした食感なので、グルテンの持ち味であるモチモチした食感が好みの方には物足りなさを感じると思いますが、この食感はむしろ私好みです。他にもグルテンフリー食材が増えてきています。興味がある方は、「生活においしくグルテンフリーを取り入れる」の回も覗いてみてください。

糖質=炭水化物を摂る量を減らすのも当たりでした。今では体が軽いこと軽いこと。横断歩道の信号が赤に変わりそうと見た次の瞬間走っています。そして、赤に変わらないうちに横断歩道を渡り切っています。また糖質制限を始めていなければ、まず「立って仕事をし始めました」の回で紹介した「ほんなら、立って仕事することにしょか」という発想にはならなかったでしょう。

メタボリックドミノという図を見たことがある方はいらっしゃるでしょうか?肥満に始まり、次にインスリン抵抗性(簡単にいうと糖尿病の前兆)になって、塩分摂り過ぎていたりすると、①食後高血糖、②高血圧、③脂質異常症の三役が揃い踏みします。あとはドスコイと生活習慣病がドミノ倒しのように連鎖的に起きていくことを示した図です。行き着く先は、透析、失明、起立性低血圧、下肢切断、脳卒中、認知症、心不全です。ググるとすぐに出てきますので、調べてみてください。

脂肪を摂るよりむしろ糖質を摂る方が太るというエビデンスが積み上がっていますので、糖質を摂らなければ、三役のうち①食後高血糖と③脂質異常症を避けられることが期待できます。この辺の詳しいことは「やる気スイッチが入る糖質制限」の回で紹介した書籍『糖質制限の真実』に詳しく説明がありますので、気になる方は一読することをお勧めします。

そして真打が断食です。でも、丸一日断食なんでひもじくて死んでしまいそうと思うかもしれません。そんな方にお勧めなのが16時間断食です。1日の間で16時間の間だけ食べ物を口しないという断食です。「16時間断食ダイエットで嫁のいびきが消えました」の回をご覧ください。我が家の取り組みを書いています。

我々夫婦は江戸時代以前の日本に時代を巻き戻して1日2食にしていますが、母親は回数を分けてタンパク質を十分に摂るために1日3食にしています。1日が24時間ですから、そこから16時間を引くと残り8時間です。ですので、4時間弱の間隔で朝食→昼食→夕食を摂っていることになります。2食にすると、料理・食事・歯磨きも1日2回で済みますので、その分自由な時間が増えるのもよい点です。母親はそれが羨ましくてたまらない様子ですが、1回の食事が少食なので、回数でカバーするより仕方がないと諦めています。

何度かこのブログで紹介している “The End of Alzheimer’s ” ではオートファジーの働きで認知症予防になるとしていますし、ベストセラーになった “Lifespan” ではインスリン様成長因子ホルモンの1つである IGF-1 のレベルが下がり、その結果、寿命が延びると述べています:

Levels of IGF-1 have been closely linked to longevity. The impact is so strong, in fact, that in some cases it can be used to predict—with great accuracy—how long someone will live, according to Nir Barzilai and Yousin Suh, who research aging at the Albert Einstein College of Medicine at Yeshiva University in New York.

Sinclair, David ; LaPlante, Matthew D.. Lifespan: Why We Age—and Why We Don’t Have To (p.113). Atria Books. Kindle 版.

Simple is best.

まさに “Simple is best” です。ややこしく複雑なことになるので、モノは少なくするに越したことはありません。駅チカに住めば、車も要りませんし、車がない上に、健康的生活を心がけていれば、火災保険以外の保険に入る必要もありません。それらにまつわるいろいろな事務手続きに時間をかけることも不要です。

自分の周囲は単純に、しかし「4つ以上の言語を話す修道女の6%しか認知症を発症しなかった」の回と「マルチリンガルが新しい言語を学ぶ時、脳の視覚野も使う!?」の回で説明したように、頭の中の配線は複雑にする。これがボケずに長生きする真髄でしょう。

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