2021-11

科学技術

ボケないための睡眠

言うまでもありませんが、健康の3本柱は食事と運動そして睡眠です。一時期短時間睡眠がはやったことがありましたが、本人がどう感じているかに関わらず、客観的なテストを行うと、6時間以下の睡眠時間の場合、8時間睡眠に比べて反応速度と正答率が確実に悪くなります。それだけではありません。生活習慣病や認知症にも関係するのです。
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ボケ除けには赤い光

ブルーライトは睡眠障害の元として邪険にされていますが、レッドライトつまり赤い光の方はどうでしょうか。とやかく言われていないので、悪者ではなさそうです。正義の味方でしょうか。いくつかの文献に目を通しましたが、言い切ってしまうにはもう少し大規模な人数の試験が必要ではないかと思いますが、どうやら正義の味方のようです。
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ここまで来た中国の医療技術

36Kr.comの記事によれば、先頃、中国で国家科学技術進歩奨励大会が開かれ、1等賞の一つに完全国産化した MRI が選ばれました。 MRI はいろいろな技術の集大成です。自前で研究開発したのはすごいことです。
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脳は塩が嫌い

Cell Reportに掲載された論文によると、マウスの脳の深部にある視床下部で塩分濃度が高くなると、血流が悪くなることが分かったそうです。 生きたマウスのお尻から生理食塩水より濃い食塩水を注入し、視床下部を観察したところ、確かに血管が収縮したのです。
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道具を上手に使えるようになると文法も得意になる…そして逆も然り

とても驚きました。道具を使うということと言葉を操るということは脳にとっては同じ処理だということが分かってきたのです。人文科学の言語学は、心理学など他の人文科学同様、ますます自然科学に衣替えせざるを得ません。
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自分は語学が得意と思い込むと他の科目の成績も上がる

学生さんには耳より情報です。心の持ちようというのは、こうも人を変えるものなんだと思いました。ケンブリッジ大学のグループが発表した論文によると、自分をマルチリンガルだと考えている学生はそうでない学生よりも語学だけでなく、その他の科目の成績も全般的によいそうです。
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リチウムイオン電池に見るお家芸の「家」変遷:日本⇒韓国⇒中国

リチウムイオン電池の電解液に使われているヘキサフルオロリン酸リチウムと呼ばれる材料の話です。この分野の日本勢の世界シェアは2010年頃まで9割でした。ところが、2016年に中国が世界トップシェアを奪い今日に至ります。すでにリチウムイオン電池自体も似た状況です。
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どの言語にもある共通の概念を処理する場所が脳にあった!

ニューヨーク大学の研究チームの論文によると、聞く・話す・読む・書く時に、脳の中でどの言語でも共通して行う概念処理があり、その場所を特定したそうです。左前側頭葉(left anterior temporal lobe / LATL)という場所がどうやら概念を考えているところのようです。
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両手を一緒に使う動作で分かる老化の兆し

ドイツのマックス・プランク研究所の研究によると、ヒトは両手を鏡写しのように動かすのは老いも若きも簡単な一方、片手と同じ向きにもう片方の手も動かす動きは年を重ねるほど難しくなるそうです。例えば、鏡文字を書くのは簡単でも、同じ文字を両手で同時に書くのは難しいようです。
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