2019年に糖質制限、2020年に16時間断食を始めました。2021年からは座らないようにしています。体重と腹囲の変わり様を見ました。糖質制限と16時間断食⇒体重減かつ腹囲減;座らない⇒体重増かつ腹囲増です。脂肪が筋肉に入れ代わったようです。
4年間の体重と腹囲の推移
下の図が4年間の体重と腹囲の推移です。青い折れ線が体重で、赤い折れ線が腹囲です。どちらも 2021年を底にして、2022 年には戻っているように見えます。しかし、中身が変わったと見ています。詳しくは体脂肪率を測るか、腹部の MRI 撮影しないことには断言はできません。しかし、脂肪が減った代わりに筋肉がついて差し引き変わらずに見えていると考えています。
糖質制限⇒体重減かつ腹囲減
2019年に糖質制限を始めて1年後、体重、腹囲とも減っています。おそらく皮下脂肪もそうでしょうが、内臓脂肪が減ったのでしょう。糖質は過剰だと脂肪になって蓄えられます。元々腹囲に皮下脂肪がついていなかったので、腹囲が減った主な要因は内臓脂肪が減ったからだと考えるのが自然です。
これで「宵越しの金(脂肪)は持たない」江戸っ子体質になりました。
糖質制限をしたことで、非常に体が軽く動くようになりましたし、食後に眠くなることも少なくなりました。「やる気スイッチが入る糖質制限」の回で体験談を綴っていますので、興味を持たれたら、ご覧ください。
16時間断食⇒さらに体重減かつ腹囲減
次に始めたのが夕食を抜いて朝昼の1日2食です。その日の昼食から翌日の朝食までの16時間断食することになります。
効果絶大でした。「ちょっと痩せすぎかも」というほど痩せました。何せ1日3食を2食にしたわけですので、単純にいうと、3分の2の量しか食べなくなったわけなので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれません。
体重減ほど劇的ではありませんでしたが、腹囲もさらに絞れました。肝脂肪が減ったからではないかと思っています。
マウスを対象にした12時間断食の研究があります。イスラム教のラマダンと同じように、日の出から日の入りまでの12時間マウスを断食させたところ、肝臓での代謝が進んで肝臓の重量が激減したのです。実際、肝臓に関わる代謝が活発になったことも示されています(論文)。マウスは夜行性です。ということは、休息時間帯に断食をしている点が、私がやっていることと同じなのです。ですので、結果も相似形だろうと思っています。
16時間断食は夫婦でやっています。夕食を抜くので、睡眠中は胃腸も含めて深い眠りに就くことができます。体重が減るので、二重あごもなくなるでしょう。その結果、寝ている間の呼吸を邪魔するものがなくなって、嫁のいびきがなくなりました。この体験を「16時間断食ダイエットで嫁のいびきが消えました」の回で書きました。参考にしてください。
座らない⇒体重増かつ腹囲増
16時間断食であまりにも体重が減りました。腹囲が絞れたので、ベルトの穴が足りなくなって、穴を開けました。世間的には太ってベルトの穴が足りなくなるのが普通です。私の場合は逆でした。
変化があまりにも急だったので、少し不安になって始めたのが、起きている間はできるだけ座らないようにすることです。正解でした。筋肉がつきました。明らかに太ももやお尻、腰回りの筋肉が太くなりました。筋肉量が増えた分、体重が戻り、腰回りの筋肉が太くなった分、腹囲が戻りました。
下半身の筋肉は体の中でも最も大きな筋肉ですので、基礎代謝量も高くなり、太りにくい体質になったのではないかと思います。「立って仕事をし始めました」、「座る時間を減らすと健康になります」の回も参考にしてください。
「糖質制限」、「16時間断食」、「座らない」が三種の神器
今では、「糖質制限」、「16時間断食」、「座らない」が老後を迎える前の新三種の神器と考えています。当分これを続けてみて、老け具合が周りの同世代とどう違ってくるか観察していこうと思っています。
どれもお金がかからずすぐに始めることができることですので、3つのうちの1つでも結構ですから、今から始めてみてはいかがでしょうか?
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