腸活スペシャルー豆乳オートミールの巻

習慣
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今回は朝食の主食に豆乳オートミールはいかがでしょうか、という話です。麦の特徴である食物繊維が豊富な一方、麦類の中でもグルテンに似た構造のタンパク質も含めて正真正銘グルテンフリーなのはオーツ麦のみです。

似たモノ含めてグルテンフリーは麦の中でオーツ麦だけ

小麦にはグルテンが入っていますが、大麦とライ麦にもそれに似た構造のタンパク質が含まれています。似ているだけなので、うちの嫁のようなグルテン過敏症の人でも、麦ご飯はいける場合もあるので、絶対に避けるべきかというとそうではありません。

とは言え、うちの嫁のようなアレルギーマーチ(スギ花粉だけでなく、いろいろな花粉にも過敏です)の人は君子危うきに近寄らずかも知れません。

そういう場合に、強い味方がいます。それがオーツ麦です。似たモノも含めて正真正銘のグルテンフリーです。他にも麦と名前がついているがグルテンフリーなものにはハト麦もあります。しかし、ハト麦茶ならまだしも、その辺のスーパーにはなかなか置いておらず、通販しか手に入らなさそうです。ということで、入手性もバッチリなグルテンフリー麦はオーツ麦をおいて他にありません。

ちなみに、子どもの頃にハト麦にはお世話になりました。イボが体のあちこちに飛び火して出ていた時に、ハト麦を原料にした錠剤を服用していました。そうしたところ、イボが消えてなくなりました。近所の外科に行ったら、ブチブチと引きちぎられて恐ろしい思いをしたので、飲み薬で退治できたのは幸運でした。詳しく知りたい方は、皮膚科のお医者さんのホームページをご覧になってください。

そのまま食べると味はないに等しい

そのまま食べると味はないに等しいです。小麦は噛んでいると、グルテンが入っているので、ガムのような弾力が出てきます。余談ですが、ビール工場見学に参加すると、うちのビールはこういう良質の小麦とホップを使っているという宣伝でそれぞれ何粒か頬張らせてもらえます。見学途中で若ビールの試飲させてもらえますし、見学の最後に大人は完成品のビール、子どもはソフトドリングを振舞ってもらえるので、家族で楽しめます。子どもたちの受けもよかったです。お奨めです。

一方、オーツ麦の方は味もなければ食感もパサパサであっさりしています。ですので、パリッとしたグラノーラに加工されて売られていたりします。しかし、市販されているグラノーラはどれも砂糖か甘味料が入っているので、糖質制限している私は手を出しません。それでオートミールにしているのです。

牛乳オートミールの思い出@香港

また脱線しますが、オートミールというと思い出すのが、香港の朝の「港式快餐店」です。香港の人はみなさん家で朝食を摂るのではなく、朝から外食です。朝から「港式快餐店」かカフェでオートミール食べていたりします。香港は屋台のB級グルメも有名です。これが私のオートミールとの初めての出会いでした。この時のオートミールは牛乳でオーツ麦をふやかしてお粥状にしたものでした。

牛乳の下味がついていると、なかなかいけます。ホットミルクを飲むのではなく、食べるような感覚です。オーツ麦が無味無臭なので、このように形容するのが適当だと思います。オーツ麦の食べ方としては、これがベストではないでしょうか。

20世紀が幕を下ろそうとしている頃にマカオにも行きましたが、そこではオートミールはなかったと記憶しています。香港はイギリスの植民地だったので、オートミールが根付いているのでしょう。マカオはポルトガルの植民地だったので、道路標識がポルトガル語でも書かれていました。今にして思えば、ポルトガル語との初めての出会いでした。その時は興味ありませんでしたが。

でも結局健康のため豆乳オートミール

オートミールの味を重視するなら、牛乳で煮た方がよいでしょう。しかし今は、健康のことを考えて、より健康的な豆乳で煮ています。牛乳を発酵させたヨーグルトやチーズはいいと思いますが、ひどい乳糖不耐性というわけではありませんが、腸活ということもあり、牛乳そのままはなるだけ避けるようにしています。

ということで、普通ですと、大豆の香りが立ち込める豆腐のような味わいのオートミールになるのですが、私の場合は、豆乳にコーヒーを加えてカフェイン・ブーストさせたものをいただいています。食べるソイラテといったところでしょうか。

ちなみに私は、そこにさらに抹茶も入れています。しかし、これは味のことを考えると、自分でもどう考えても余分と思います。ただ単に緑茶の健康効果も取り入れようとして無理やりやっていることです。参考にしなくてOKです。

ということで、簡単レシピーは以下です:

  1. やや深い底の皿に適量のオートミールを入れる
  2. インスタントコーヒーの粉をまぶす
  3. (お好みに合わせて、抹茶もまぶす)
  4. 粉の状態で混ぜ合わせる
  5. 豆乳を皿に注ぎ入れる
  6. 電子レンジで900W 1分20秒から30秒温める

最後のレンチン時間は絶妙な調整をしています。試行錯誤の末、突沸してオートミールが電子レンジの中で飛び散ったりせず、かと言って、オーツ麦が煮え切らずという状態はよろしくありません。オーツ麦 100cc と豆乳 100cc の組み合わせでは絶妙な時間設定です。

腸内細菌がよだれを出して喜ぶ水溶性食物繊維のβ-グルカンたっぷりです。さぁー、召し上がれ。

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