コンビニで食べ物買うなら、ナッツ、枝豆、ゆで卵

カカオ豆 科学技術

コンビニで食べ物を買うなら、たくさん添加物が入った超加工食品は避けた方がよいでしょう。代わりにお奨めは、原材料表示が非常にシンプルなミックスナッツ、枝豆、そしてゆで卵です。

超加工食品とは

超加工食品とは、食材が形を留めていないほど加工されていて、添加物をたくさん入れて、味を調え(大抵砂糖で甘くする)食感を出し、色鮮やかにしたものです。とは言え、自分でも驚くほどたくさんそのような食品を食べていることに気づくでしょう。

コンビニ弁当は超加工食品の詰め合わせのようなものなので、私は避けています。「少なくとも嫁を救ったグルテンフリー」の回で紹介したように、食生活をグルテンフリーに変えたので、サンドイッチなどのパン類も買いません。ちなみに、サンドイッチの具も例の如く超加工食品です。

おにぎりはよさそうですが、おにぎりだけでお腹を満たそうとすると、糖類を摂り過ぎることにつながります。こちらは「やる気スイッチが入る糖質制限」の回で紹介した習慣に反します。どうしてもおにぎりが食べたいという衝動に駆られることもなくはありません。しかし、コンビニの店頭で具が入っていないものを見たことがありません。ほとんどのおにぎりの具も立派に超加工食品です。

となると、一体コンビニで食事として買えるものは何が残っているのかということになります。その前に超加工食品は体のみならず、メンタルにも悪さするということが分かりましたので、紹介します。

超加工食品は体だけでなくメンタルにも悪い

Public Health Nutritionに掲載された論文によると、18 歳以上の 10,359 人を対象にしたメタアナリシスで、超加工食品をほとんど口にしない人に比べて、食事の8割方が超加工食品の人は2割程度心の病に罹りやすいことが分かりました。

因果関係は明らかにできていませんが、普通に考えると、心の病なので、超加工食品が食べたくなるという原因と結果の方向は考えにくいと思います。超加工食品を食べるから、心の病になりやすいと考えるのが自然でしょう。

恐ろしいことに、喫煙者が非喫煙者に比べて、心の病になるリスクが 1.3 倍以上高いことに比べれば、穏当ですが、運動習慣の有無と同程度の影響だったのです。それぐらい、食べ物に気を使っても損はないということです。

ミックスナッツ

無塩で植物油を使っていない素焼きのものを選びましょう。原材料表示がアーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカダミアナッツなどと素材そのものしか書かれていないものがよいです。

アーモンドだけという選択肢もありと思います。しかし、私は同じ食材を摂り過ぎることでアレルギーにならないかという心配がありますので、いつもミックスナッツを選んでいます。

素焼きでも、素材だけの味で十分おいしいと思います。クルミが入っていれば、オメガ3不飽和脂肪酸が入っているので、ボケ防止によいでしょう。アーモンドにはビタミンEがたくさん含まれているので、体の錆びつきである酸化を防いでくれることが期待できます。

枝豆

こちらはどこのコンビニを探しても「無塩」はありませんので、諦めて原材料表示が「大豆、食塩」となっているものを選びましょう。大豆食品は日本が誇る健康食品で、世界4大健康食品の一角を占めます。しっかりタンパク質が摂れますので、満腹感を得やすいです。また、食物繊維やイソフラボンが摂れます。

ゆで卵

こちらも枝豆と同じく、どこのコンビニを探しても「無塩」はありませんでした。ですので、原材料表示が「卵、食塩」となっているものを選びましょう。塩分量は食べる量で調整しましょう。

卵はアミノ酸スコア王者ですので、必須アミノ酸を満遍なく摂ることができます。

素材を楽しむのが日本の食文化

刺身しかり、青菜のお浸ししかり、素材を楽しむのが日本の食文化でしょう。できるだけ原材料表示に所狭しとカタカナの名前の添加物が並んでいるものは避けて、素材の味に慣れるのが健康によいことなのではないかと思います。

ここ最近、プレーンの豆乳ヨーグルト(「腸活スペシャルー豆乳ヨーグルトの巻」)やカカオ豆(「カカオ豆をそのままいただきましょう!」)をそのまま食べているので、素材本来の味が分かるようになってきたと感じます。参考にしてみてください。

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