糖質制限を始めるまでは週末は一日ダラダラ過ごしがちで、そんな姿を子供たちに見られると悪い習慣が受け継がれてしまうなと内心思っていました。それが今では全く変わりました。体が軽くて、何をやるにもすぐ着手できるようになりました。
Tetsu Sunさんによる糖質制限すると… コミック・ストリップぐっすり寝た週末でも体が重かった
糖質制限する前は、ぐっすり寝た週末でも体が重く、極端なことを言うと、何をやるのも A をやった後にひと休みして、次の B を前に「よっしゃやるかと」自分を奮い立たせて立ち上がっていました。「どっこらしょ」が口癖でした。昼間も眠気が強くて、座って本を読んだり何かをしていると寝落ちしてしまうこともしばしばでした。
しかし、糖質制限を始めて1年経った今は違います。
糖質制限を始めて1年経った今はまるで変りました
糖質制限を始めるまでは週末は中国語か ブラジル・ポルトガル語のどちらの勉強はやっていたとは言え、メールマガジンのチェックで一日ダラダラ過ごしがちで、そんな姿を子供たちに見られると悪い習慣が受け継がれてしまうなと内心思っていました。
それが今では全く変わりました。体が軽くて、何をやるにもすぐ着手できるようになりました。
毎週末の土曜日には、起きてすぐにトイレ掃除と洗濯をした後、朝食を用意して英語のYoutubeを楽しみながら朝食を摂り、東京外国語大学語学モジュールのブラジル・ポルトガル語会話文でシャードイングをやった後に、予習をしてから中国語会話学校に通い、その帰りがけに『16時間断食ダイエットで嫁のいびきが消えました』の回で紹介した朝食メニューを作るためとその日の昼食用の食材をスーパー2軒回って買い込み、家に帰って来ます。
そして昼食後に、Duolingoでスペイン語の勉強をします。その後、風呂掃除してから朝洗濯したシャツやズボンが乾いたところでアイロンがけします。それが終わると、腕立て伏せ・腹筋・スクワット・ゴム紐体操などの筋トレをやって、最後にブログを書いています。夕食を摂らない1日2食の生活をやっているので、その分生まれた時間を有効活用しています。
ここまでが一連の週末ルーチンになっています。
糖質制限の利点1:食後の眠気がなくなる
先ほど若干触れたように、糖質制限の利点は食後に眠くならなくなることです。
『糖質制限の真実』(山田 悟 著)によれば、炭水化物=糖質を摂りすぎると、食後血糖値が急激に上がる「血糖値スパイク」が起き、それを抑えるためにインスリンが一挙に大量に分泌されます。一時すると、血糖値が落ち着いてきますが、タイムラグがあってまだインスリンが血中に残っていて、結果今度は血糖値が下がり過ぎるということがあります。これが眠気を誘うようです。本書の中で眠くなってしまう可能性に触れられています。
脳には糖が必要だからと、受験生のお母さんが、子どもが勉強をしているときに、おにぎりや甘いものを食べさせることがあったとしたら、それは愛情表現としてはとても素晴らしい行為ですが、ことによると受験生を眠くさせてしまうかもしれません。
山田 悟『糖質制限の真実』(幻冬舎新書)
また、血糖値の急発進・急ブレーキは細胞の酸化リスクを高めるそうです。活性酸素がたくさん発生して、それが細胞を傷つけて死に至らしめるのです。他の体細胞同様に脳細胞もやられるので、認知機能が低下していくことが研究データとともに同書に書いてあります。
糖質制限の利点2:認知機能低下を食い止める
本書では血糖値の激しい上下動が酸化ストレスになり、タンパク質を糖化して老化や細胞のガン化に関係していると述べています。同じことが脳細胞に起こると認知機能低下につながるそうで、実際データを取ると、血糖値変動が大きいほど認知機能テストの点数が下がることが示してあります。
似たような話が 『16時間断食ダイエットで嫁のいびきが消えました』の回で紹介した『アルツハイマー病 真実と終焉』という本の中でも述べられています。血糖値が急激に上がると、それを抑えるためにインスリンが大量に分泌されます。しかし、血糖値が落ち着いてきても、タイムラグがあってまだインスリンが血中に残ることになります。
そうすると、今度は残ったインスリンを分解する酵素であるインスリン分解酵素(IDE)が分泌されます。この酵素は脳内では別の仕事もやっていて、アルツハイマー型認知症の元凶と目されるアミロイドβを分解する役割も担っているそうです。しかし、いろいろ仕事掛け持ちしているので、インスリンを分解するのに手を取られると、アミロイドβを分解する方には手が回らなくなるそうです。
If IDE is breaking down insulin, it can’t break down amyloid, any more than a firefighter can battle a blaze at the north end of town if he/she is raining water down on a conflagration at the south end.
Bredesen, Dale. The End of Alzheimer’s . Ebury Publishing. Kindle Edition.
甘いものの魅力を断ち切る習慣を試してみては?
私は1日2食のご飯をおにぎり1個分程度の大きさの小さなカップケーキ皿に入れて食べています。代わりに食物繊維を摂るために野菜とタンパク質を摂るために魚をたくさん食べるようにしています。ですので、食べる量は変わっておらず、摂る栄養の比率を変えたわけです。
おやつは諦めました。でもデザートとして果物は食べます。これも食物繊維と一緒に摂取するために食べられる部分はできるだけすべて食べるようにしています。
最後にまた習慣化ひな型にまとめておきます。
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